女性医師を応援しています
女性医師の応援を通して
医師全てが働きやすい環境の
実現を目指しています
女性医師が働きやすい環境は全ての医師が働きやすい環境であることから、女性医師の子育て支援等はもちろんのこと、男性医師を含めて広く働き方について考える機会を提供します。
茨城県の女性医師数等データ
かつては10%未満であった
女性医師の割合は、
若い世代においては30%を
超えて推移しています。
茨城県の動向をみてみましよう。
医師数の状況と男女比(令和2年12月現在)
年代別医師数(茨城県)
医師総数に占める女性医師の割合(茨城県)
出典:厚生労働省「令和2年医師・歯科医師・薬剤師調査」
医学生のキャリア感
医学生が何を考え、
何を不安に思っているのか、
聞いてみました。
アンケートの対象は、筑波大学医学群医学類1〜6年生で、女子80人、男子47人の計127人に回答をいただきました。男女ともに、すでに病院実習を経験している5・6年生が回答者の約半数を占めています。
将来に不安はありますか?
具体的に何が最も不安ですか?
出典:筑波大学医学群医学類『女性医師のキャリア形成を考える会』調査報告書
茨城県医師会 第10回男女共同参画フォーラム(2017年11月)発表資料
女性医師就業支援相談窓口
茨城県医師会では茨城県からの委託を受けて女性医師の総合的な相談窓口を開設しています。医学生・研修医、女性医師のみならず男性医師からの相談を受け付けています。これから茨城県で働こうと考えている医師の皆様もぜひご活用ください。(ご利用に医師会加入の有無は問いません)
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1育児・介護支援育児・介護と仕事の両立を
応援します。相談窓口と県内の市町村窓口が連携することにより、〝地域力で子育て・介護〟の茨城スタイル実現を目指します。妊娠・出産・育児・介護、これらの悩みは一人では解決できません。プライバシーに配慮しながら、丁寧に寄り添った支援を心がけています。 -
2就業・復職支援就業先の相談、もう一度働きたい、
キャリアアップしたいという思いの
実現にむけてバックアップします。県内の医療機関・大学・県と連携し、女性医師と復職研修病院をつなぎます。就業・復職希望者へは現役女性医師アドバイザーが相談支援を行いながらマッチングをサポートしています。もちろん就業後のサポートも万全です。 -
3勤務環境改善支援男性も女性も
働きやすい職場環境になるよう
勤務先医療機関をサポートします。勤務環境改善研修会や男女共同参画フォーラム、医学生・研修医をサポートするための会などを定期的に開催し、女性医師支援の推進啓発活動を行っています。また、保育支援体制の整備、特に病児保育については運用に向けて積極的にサポートをしています。
よく ある 相談例 |
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皆さん一人ひとりの不安や希望は様々です。仕事から日常生活まであらゆる場面で迷った時はまずご相談ください。どこに(誰に)聞いたらよいかわからないといったことも、適切な場所に繋ぐことができます。
ご相談は 電話・メール・FAXで お気軽に!
女性医師就業支援相談窓口[茨城県委託事業]
- 0120-107-467
- 029-241-7467
- dr.support@ibaraki.med.or.jp
- 029-241-7467
- 029-241-7468
保育支援情報
茨城県は、仕事と子育ての両立に役立つ支援制度があります。
子育てには様々な不安や悩みがつきものです。
県内の市町村には多様な子育てサービスがあります。
上手に活用して、仕事も子育ても楽しめるようにしましょう!
年齢別にみる子ども(就学前)の教育・保育の場所
- 幼稚園(3〜5歳)
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小学校以降の教育の基礎をつくるための
幼児期の教育を行う学校利用時間 昼過ぎまでの教育時間に加え、園により午後や土日、夏休みなどの長期休業中の預かり保育などを実施。 利用できる
保護者制限なし
- 保育所(0〜5歳)
-
就労などのため家庭で保育できない
保護者に代わって保育する施設利用時間 夕方までの保育のほか、園により延長保育を実施。 利用できる
保護者共働き世帯、親族の介護などの事情で家庭で保育できない保護者。
- 認定こども園(0〜5歳)
-
幼稚園と保育所の機能や特徴をあわせ持ち地域の子育て支援も行う施設
0〜2
歳利用時間 夕方までの保育のほか、園により延長保育を実施。 利用できる
保護者共働き世帯、親族の介護などの事情で家庭で保育できない保護者。 0〜2
歳利用時間 夕方までの保育のほか、園により延長保育を実施。 利用できる
保護者共働き世帯、親族の介護などの事情で家庭で保育できない保護者。
- 地域型保育(0〜2歳)
-
保育所(原則20人以上)より少人数の単位で0〜2歳のこどもを保育する事業
利用時間 夕方までの保育のほか、園により延長保育を実施。 利用できる
保護者共働き世帯、親族の介護などの事情で家庭で保育できない保護者。 ※保育内容の支援や卒園後の受け皿役を担う連携施設(保育所・幼稚園・認定こども園)が設定されます。
4つの
タイプ- 1. 家庭的保育(保育ママ)
- 家庭的な雰囲気のもとで、少人数(定員5人以下)を対象にきめ細かな保育を行います。
- 2. 小規模保育
- 少人数(定員6〜19人)を対象に、家庭的保育に近い雰囲気のもと、きめ細かな保育を行います。
- 3. 事業所内保育
- 会社の事業所の保育施設などで、従業員の子どもと地域の子どもと一緒に保育します。
- 4. 居宅訪問型保育
- 障害・疾患などで個別ケアが必要な場合や、施設が無くなった地域で保育を維持する必要がある場合などに、保護者の自宅で1対1で保育を行います。
地域の子育て支援
妊娠から育児まで、すべての子育て家庭を対象に、地域のニーズに応じた様々な子育て支援が充実しています。
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利用者支援子育て家庭や妊産婦の困りごと等にああせて、幼稚園・保育園などの施設や、地域の子育て支援事業などから必要な支援を選択して利用できるように、情報の提供や支援の紹介などを行います。
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妊産婦健康診査妊婦の健康保持及び増進を図るため、妊婦に対する健康診査として、(1)健康状態の把握 (2)検査計測 (3)保健指導を実施するとともに、妊娠期間中の適時に必要に応じた医学的検査を行います。
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利用者支援
病気や病後の子どもと保護者が家庭で保育できない場合に、病院・保育所などに付設されたスペースで預かります。
保育所などの施設によっては、保育中の体調不良児を、保護者の迎えまで安静に預かるところもあります。
保育中に具合の悪くなった子どもを看護師等が送迎し、病児保育施設において保育する仕組みもあります。
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乳児家庭全戸訪問生後4ヶ月までの乳児のいるすべてのご家庭を訪問し、子育て支援に関する情報提供や養育環境などの把握をおこなります。
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一時預かり急な用事や短期のパートタイム就労のほか、リフレッシュしたい時などに、保育所などの施設や地域子育て支援拠点などで子どもを預かります。
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ファミリー・
サポート・センター乳幼児や小学生等の子育て中の保護者を会員として、子どもの預かりなどの援助を受けることを希望する方と、援助を行うことを希望する方との相互に助け合う活動に関する連絡、調整を行います。 -
放課後児童クラブ保護者が昼間家庭にいない児童(小学生)が、放課後に小学校の余裕教室、児童館などで過ごすことができるようにしている取り組みです。
病児保育支援体制構築事業について
茨城県では、医師が継続して就業できる環境を整備するため、子どもの体調不良時でも安心して勤務できる体制の整備を促進しています。
(1)病児保育支援体制の構築
子どもの急な発熱等で、自分が担当する診療業務などに穴を開けてしまうような事態を心配することなく、子育て中の医師が安心して勤務できる体制を整備するために、病児保育支援体制構築を行う医療機関を支援します。(受託者:茨城県医師会)
(2)病児保育支援体制構築事業補助金
各医療機関の実情に応じた病児保育体制構築に必要な経費を補助します。
【令和5年度の申請受付中】
・募集期限:令和5年11月17日(金)
・R5補助金交付要項(PDF)
・(参考)病児保育支援の概要(PDF)
・(様式)R5補助金交付要項(ワード)
・いばらき電子申請・届出サービスはこちら
対象事業者
事業所の所在地が県内にあり、医療法に規定する病院及び診療所であって、新たに病児保育支援体制を構築する医療機関、又は、概ね3年以内に病児保育支援体制を構築した医療機関
補助対象経費
①については、1つの医療機関につき、1年間のみを補助対象とします。
区分 | 想定事業 | 補助額 | 補助率 |
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①施設整備費 (ハード事業) |
ア 病児預かりのためのスペース整備 イ 病児預かりのためのスペースで使用する備品購入 ウ その他病児預かりのために必要な施設整備 |
上限 150万円 |
1/2 |
②病児保育 利用料等 (ソフト事業) |
ア 病児保育料 イ ベビーシッターやファミリーサポートセンターの利用料 ウ 院内コーディネーターの人件費 エ ベビーシッター会社の法人登録料 |
上限 50万円 |
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※詳細はお問合せください。
(3)事業の活用例
(4)問合せ先
病児保育支援体制構築の相談について
茨城県医療勤務環境改善支援センター 女性医師就業支援相談窓口(受託者:茨城県医師会)
電話 029-241-7467
E-mail dr.support@ibaraki.med.or.jp
病児保育支援体制構築事業補助金について
茨城県保健医療部医療局医療人材課
電話 029-301-3191
E-mail i.doctor@pref.ibaraki.lg.jp